Column /
コラム
2026.02.27
自動車盗難情報
警察庁生活安全企画課から令和7年の自動車盗難の発生状況が公表されました。
警察庁のデータによると、自動車盗難の認知件数は長期的に見ると大幅に減少しているものの、直近では増加傾向にあります。https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/bouhan/car/2026zidoushatounan.pdf
認知件数の推移
2003年(平成15年)のピーク時(約6万4,000件)と比較すると、令和7年(2025年)は約6,400件と1割以下にまで減少しています。しかし、令和4年(2022年)以降は4年連続で増加しています。
狙われる車種
特定の高級国産車が狙われる傾向が強く、令和7年(2025年)ではランドクルーザーが最も多く、次いでプリウス、アルファードとなっています。特にランドクルーザーは、車両本体盗難全体の4台に1台以上を占めています。
巧妙化する手口
近年の盗難は、CANインベーダーやリレーアタックといった特殊な機器を使用し、組織的・広域的な犯行が多く見られます。
盗難車両の行方
盗難された車両は、都道府県境を越えて悪質な解体ヤード等に持ち込まれ、海外に不正輸出される実態がうかがわれています。
発生場所と時間
発生場所は「一般住宅」の駐車場が最も多く、次いで「駐車場(一般・月極等)」となっています。発生時間帯は深夜から未明にかけて多い傾向にあります。
キーの有無
盗難被害に遭った車両の約8割近くが、キーが車内にない、いわゆる「キーなし」の状態で被害に遭っています。
※ 「キーあり」とは、エンジンキーがイグニッションスイッチに差し込まれ、又は運 転席若しくはその周辺に放置されていて被害に遭ったもの。
※ 「キーなし」とは、「キーあり」以外のもの。
盗難認知件数の多い都道府県
認知件数の多い順に並べたランキング、上位5県だけで全国の約55%を占めています。
順位 都道府県 認知件数 前年比増減
1位 愛知県 1,051件 +185
2位 埼玉県 756件 -25
3位 神奈川県 649件 +113
4位 茨城県 540件 -27
5位 千葉県 539件 -167
6位 大阪府 526件 +109
7位 群馬県 323件 +49
8位 栃木県 291件 -27
9位 静岡県 221件 +142
10位 岐阜県 173件 +46
車名別盗難台数の状況 令和7年中における車名別盗難台数
メーカー 車名 盗難台数
トヨタ ランドクルーザー 1,177
トヨタ プリウス 424
トヨタ アルファード 303
トヨタ ハイエース 209
トヨタ レクサスRX 209
トヨタ レクサスLX 195
トヨタ クラウン 173
ダイハツ ハイゼット 114
トヨタ レクサスLS 108
スズキ キャリイ 92