Column /
コラム
2026.04.28
ワンポイントアドバイス
ランクル250の盗難危険度はMAX
【盗難車ランキング】
ランドクルーザー(ランクル)は2025年も盗難車ランキングの1位を継続中です。
警察庁や日本損害保険協会の公表では、ランドクルーザーシリーズは一括りにされています。
【プラド(150)とランクル250】
ランドクルーザーシリーズで一番多く盗まれていたのは、2025年前半までは販売台数の多いプラド(150)でした。
しかし、プラド(150)は2024年4月に販売を終了したこと、また2025年中にプラド(150)を専門に盗んでいた
広域窃盗グループが検挙されたこともあり、プラド(150)の盗難は徐々に減少しています。
プラド(150)に代わって、2025年後半からは2024年4月に発売されたランクル250の盗難が大幅に増加しています。※当協会調べ
【盗難手口】
ランクル250の盗難手口も既に確立されています。ドアが施錠され、標準のセキュリティシステムが装備されているにもかかわらず、数分で突破されています。
現在主流の盗難手口はCANインベーダーです。侵入箇所は従来の助手席側から運転席側リアタイヤハウスへ移行しています。
*実際に盗まれたランクル250の運転席側リヤタイヤハウス内
リヤタイヤハウス内の鉄板が切り裂かれ、CAN通信配線が剥き出しになっています。このCAN通信配線に特殊機器を繋いで、ドアを解錠し、エンジンを始動して自走したと考えられます。
ランクル250にはコネクト機能(GPS)が標準装備されていますが、センターとの通信を司るDCM(データ コミュニケーショ ン モジュール)が無効化されていました。
*実際に盗まれたランクル250の車内
なお、DCM(データ コミュニケーショ ン モジュール)が無効化され、センターとの通信不能・GPS位置検索も不能でしたが、オーナー様が追加GPSを隠匿装備していたことから、盗難発生翌日に約100km離れたJR駅前のコインパーキングで仮置き中に発見されました。
【効果の低い対策】
スマートキーを空き缶やポーチに入れる電波遮断(リレーアタック)対策、車体の左側を壁に寄せる対策、市販のハンドルロック(一部の強固で高額なハンドルロックを除く)のような目に見える物理的な対策は強行突破されています。
【効果の高い対策】
目に見えない電子的な対策(隠匿装備)は発見されにくく、短時間での突破が困難です。
“侵入されてもエンジンを始動させない”☜追加イモビライザー
“警報音や光で威嚇する”☜追加アラーム
“盗まれても追跡する”☜追加GPS(黒色またはフロアカーペット同色)